ここ数年は、ポイントで現金0円で手に入れた古いdaybook R731/CにWindows10とxubuntuをDual bootにして、使ってきましたが、完全隠居に向けて、持ち歩きの機会もお友達付き合い程度になるし、重くったっていいじゃない!ということでDell Inspiron 5576(ん~APUが非力だけど一応ゲーミングノートPC)を復活させることにしました。
現状を確認すると、なんとリチウムバッテリが膨らんでいる(-_-;)
どうりでバッテリの持ちが悪いはずです。早速バッテリを手配、純正は入手できてもお高いので、互換で品質がよさそうなものをAmazonで物色「【PSE認証済み】DELL デル Inspiron 15 5576 5577 7559 7566用 バッテリー 071JF4 357F9 71JF4 対応用【74Wh・11.1V】 ブラック In Fashion 高性能 PC 互換 バッテリー」なるものを手配(6770円 ん~高い。。。。)
このPCはねじ1本で裏蓋が開けられるので、バッテリ、メモリ、SSDへのアクセスは超簡単!あっさり交換完了、無事バッテリ復活
次に、どうもWindows10の動作が怪しい。。。。スタートメニューが開かなかったりタッチパッドのクリックが反応しないなど、。。。。。しばらく放置していたり、タスクマネージャーを起動すると比較的スムーズに動作する。起動時のCPU(APU)負荷が非常に高く、それが一要因のよう
対策は、
1.不要なサービス・プログラムの排除
2.Windows10は来年秋までなので、いっそ、Linuxに移行させる
3.リスク承知で強制的にWindows11のUpgradeさせる。(Windows11のサポート対象の範囲が広がる噂もあるし)
1.はDell関係以外の不要なサービス・プログラムはすべて削除したが、若干程度の改善。
2.Amazon Prineで格安M.2 SATA SSD(NVMEではない。ソケットはいけそうなのに未サポートなのよね。トホホ)500㎇を入手。


Windows10入りの256GBと入替えて、なぜかDistroWatchではランキング上位を維持しているMX Linuxを入れました。これセットアップ中に中国語表示なったりする大変気に入らない(# ゚Д゚)不具合があるものの、男心をくすぶるカッコ良さと独自ではあるが、だいぶ洗練された(以前は独自が使い勝手を阻害していた)サポートToolが豊富で使い勝手もよい。インストール!
なかなか軽快で快適。このPCの最大の欠点CPUの非力さを感じませんし、
DRI_PRIME=1 wine CINEBENCH.exeとかとするとしっかりRadeon RX560で動いてくれます。
ただ、残念なのは、最近の不正(個人的には度が過ぎ「他人に大きな迷惑をかける」なければ、技術努力でゲームを進めやすくするのは、ゲーム初心者や不得意な人にも楽しんでもらえる手段として許容されてもよいと思う)やセキュリティの観点?からLinuxの締め出しで、STEAMの動作するゲームが少なくなりそうなこと。
3.外したSSDをセカンドSSDとして実装して、Windows10からWindows11にUpgrade(Rufusを使った方法が拡散されているのでそちらを参考)しました。特に問題もなく完了!でも立ち上げ直後の動作不具合は健在(-_-;)。タスクマネージャーで確認結果以下の対策を実施
Dell関連サービス・ソフトを停止・アンインストール。(Windows11を使うのに新たにDellのUpdateやサポートないので)
Windows DefenderのバックグラウンドプロセスAntimalware Service Executableのタスクスケジューラの「最上位の特権で実行する」をチェックを外して実行優先度を下げてCPUを占有しないようにしました。
以上で、スタートメニューが開かない不具合は許容範囲に改善(完全ではないが、CPUが非力故、起動直後はやむない?….Linuxでは問題ないのになぜと思わなくもないが)
で、せっかくのデュアルOSなのでいちいちブートドライブを切り替えるのも面倒なので、Linuxのブートローダで切り替えできるように
sudo update-grubこれで起動時に簡単にOSを選択できるようになりました。
後は、少し負荷をかけるとうるさいFANを何とかしたいけど、すぐに温度が上がるAPUでファン制御しても意味なしなので、グリースの塗り替えくらいしかないけど、その作業は面倒だしハードルも高い!なにより苦労の結果の成果の見込みが低いので、妥協かなぁ
(追記)
2024/12/04の時点で、Microsoftは「Windows11ハードウェア要件の緩和」を否定していますが、「TPM2.0は必須」ということらしい。なんと!Dell Inspiron 5576は、この要件を満たしている!ので、あとはサポートCPUだけ!流れ的には、この要件は緩和されそうな気がします。
実は現状セキュアブートは無効にしています。linuxカーネルにマイクロソフトの署名相当を組み込まないと駄目らしく、そのうち勉強して対応かな。ただ、認証ドライバしか使えなくなるらしいので….


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