以前の記事で、
ループバック兼バイアス抵抗を大きく変更しているのでそのせいかな。
10kΩにコンデンサーを直列して直流バイアスに影響しないようにして、其の分バスブーストになるので、相反するように出力コンデンサーの容量を下げられると、そのさじ加減でいい感じになるかもですが、商業設計ではないので、単純に無極性4.7uF あたりを直列に追加して、バスブーストを無視できるようにするのが簡単かな。
LM386の仕様に対して最大出力が小さい問題を対策しました。
1pin-5pin間の10kΩ抵抗に0.33uFを直列に追加して、出力に追加していた1000uFのコンデンサを取り外しました。
直列に接続するコンデンサの容量は、4.7uF程度に大きくすると周波数特性はフラットのままなのですが、動作が不安定で信号レベルによって発振する為と実装サイズの問題があり、0.33uFを採用しました。ただこれだと20Hzでは+3dB以上ブーストしてしまうので、出力側で低域を抑えるように出力コンデンサの容量を当初の470uFに戻しました。


それぞれSonyカナルタイプ(17.7Ω)、愛用ヘッドフォン(32Ω)を接続した時の周波数特性です。少々ローブーストですが、老化の一途の老人には聞きやすいかもとこれで良しとしました。
聴き疲れするようなら出力コンデンサの容量を220・330uFあたりに変更すれば良いかもしれません。
肝心の出力ですが、
出力インピーダンスが、0.3Ω。出力負荷が8Ωから32Ωでほぼ変わらず1.73Vrms で、374mW(8Ω)、169mW (カナルヘッドフォン17.7Ω)、93mW (32Ω)と改善しました。
残留ノイズは、手持ちの環境では、埋もれてしまい測定できず、試聴ではまったく無音といって良いと思います。
一応、完成かな。
訂正:
Sonyカナルタイプ(17.7Ω)と、この記事関連で書いていますが、SONYのものではなく「final E2000」でした。低音がよく出るのか、このLOWブーストな特性は、ずんどこちょっと強い感じがします。
32Ωのヘッドフォンは、Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD681Bで価格の割に実用的なよいヘッドフォンだと感じ愛用しています。今の所、今回のLowブーストは特に違和感はない自然な力強さといった感じがします。

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